電流センサ、CTセンサ、カレントセンサならマルチ計測器株式会社
戻る
生産終了品

MCL-400IR Io/Iorクランプリーカー生産終了 後継機種MCL-400IR+

特徴

1台でIo漏れ電流、Ior抵抗分漏れ電流、高調波(基本波:第3・5・7・11・13次)、交流電流・交流電圧測定が可能な進化したクランプリーカー
電圧入力なしで抵抗分漏れ電流(Ior)を測定

※測定原理上 測定現場での第5次高調波と第7次高調波成分
 の電流値比と基本波成分の大きさが一般的な比と異なる場合は
 Ior値が異なることがあります。
ダウンロード

後継機種 MCL-400IR+

仕様
測定レンジ AC 40mA/400mA/4A/40A/300A
電圧測定レンジ AC 500V
高調波電流測定レンジ 基本波/第3/第5/第7/第11/第13次
交流電流確度 40mA/400mA/4A/40Aレンジ
±1.0%rdg±8dgt

300Aレンジ
±1.0%rdg±1%F.S
CT内径 φ40mm
最小分解能 0.01mA
その他機能 データホールド、オートパワーオフ
電源 単4マンガン電池UM-4×3
寸法・重量 W70×H223×D34mm 約440g
付属品 電池、ソフトケース、テストリード

よくある質問

Ior測定中にマイナス(-)が点滅表示されますが、どのような意味でしょうか。
マイナス(-)は接地相の絶縁劣化を意味しています。
接地相に絶縁劣化があると第5次高調波の含有率が極端に高くなることから、第5次高調波の含有率が40%以上の場合、マイナス(-)を点滅表示させています。接地相に絶縁劣化がないかご確認ください。
Ior測定で「Wait!!」が点滅し続けます。どのタイミングで測定値を読めば良いでしょうか。
Ior測定中は液晶の右上の数字が1→5→7の順に変わり、その後測定値が表示されます(約6秒)。
その後も、約6秒間隔で測定値が更新され続けますが任意のタイミングの測定値を読んでください。
Ior値がIo値に比べが極端に小さい値(またはほぼ0A)で測定されますが、どのようなことが考えられますか。
本器は基本波電流、第5次/7次高調波を演算してIor値を算出しています。現場によって基本波電流、第5次/7次高調波の含有率が異なるためIor値がIo値に比べ極端に小さく算出されてしまう場合があります。
またIo値が「OL」と表示された状態でIor値は正しく算出できません。
40mAレンジと400mAレンジでIor値が異なる場合がありますが、どちらが正しいでしょうか。
Io測定に最適なレンジと同じレンジでIor測定していただくと、より正しくIor値が計測できます。

またIo値が「OL」と表示された状態でIor値は正しく算出できません。
リークアダプタ(LAD-800/LAD-1100)と組み合わせて測定はできますか。
IoもIorも測定できます。
リークアダプタの切替えスイッチに応じて測定値を10倍または100倍にしてください。
電圧を取込むタイプのIorクランプと比較して、どちらが良いでしょうか。
本器は電圧取込み不要なので、電圧取込みが困難な測定現場では有効です。ただし電圧を取込むタイプのIorクランプとは測定原理が違いますので、測定現場によっては測定値に差が生じる場合があり一概にどちらが良いとは申し上げられません。
Ior測定ができる回路を教えてください。
単相2線、単相3線、三相3線のIor測定ができます。
異容量V結線はIor測定できますか。
単相回路のIor測定はできますが三相回路のIor測定はできません。
取扱説明書の第5次高調波、第7次高調波の電流値比と基本波電流の一般的な比、とは何でしょうか。
一般的な設備では第5次高調波、第7次高調波の電流値と基本波電流の比が一定の範囲内に収まる傾向があり、本器はこの傾向を利用して、Ior値を算出しています。

高調波がない、第5高調波または第7高調波が突出して多いなどの場合は、基本波電流との比が一般的な設備と異なるため正確なIor値を算出できない場合があります。
自社で校正するにはどうしたら良いでしょうか。
本器は独自の演算でIor値を算出しているため、弊社以外での校正ができかねます。校正は弊社にお申し付けください。
非接触センサを使用して、電圧を取込むタイプのIorクランプとして使用できますか
本器は非接触センサを使用したIor測定には対応していませんので、ご使用いただけません。
PAGE TOP