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非接触Io/Iorクランプリーカー IRVシリーズ

MCL-800IRV 非接触Io/IorクランプリーカーIo/Ior AC漏れ電流 φ80mm

電圧位相取込が非接触になった一体型Iorクランプリーカー

特徴

非接触で充電部に触れないので安全(感電・短絡防止等)
持ち運びやすく使いやすいクランプ部+表示部一体型
1台で負荷電流(I)+漏れ電流(Io)+抵抗分漏れ電流(Ior)を測定可能

今まで通り充電部での測定も可能
電圧と電流から絶縁抵抗値(MΩ)を算出(直接電圧取込コード使用時のみ)
三相4線スター結線測定が可能

標準価格 ¥128,000(税別)

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仕様
電流測定レンジ AC 10mA/100mA/1000mA/10A
電圧測定レンジ AC 500V(直接電圧取込コード使用時)
MΩ表示 電流と電圧から算出(直接電圧取込コード使用時)
CT内径 φ80mm
最小分解能 0.001mA
非接触センサを使用できる導体径 2.0mm~20.0mm以内
その他機能 オーバーレンジ表示、データホールド、電池電圧低下表示、オートパワーオフ
電源 単4アルカリ電池×3
寸法重量 W71×H315.3×D37mm 約750g
付属品 電池
キャリングケース
非接触センサ(ケーブル長:約2m)
直接電圧取込コード(ケーブル長:約2.5m)

よくある質問

Ior値を測定できる結線を教えてください。
下記の表をご参照ください



※1 スター結線の場合、理論上各相の静電容量は平衡しているためIo値=Ior値となります。M-340IRV、MCL-500IRVではIo値を測定してください。
※2 単相は測定できますが三相は測定できません。
非接触センサのみを購入できますか。
非接触センサは個体差があり機器と精度調整(マッチング)が必要のため、非接触センサ単体での販売はしていません。
非接触センサを旧機種(M-340IR、MCL-500IR、MCL-800IR)に使用することはできますか。
旧機種(M-340IR、MCL-500IR、MCL-800IR)は非接触電圧取込みモードがないため、非接触センサは使用できません。
非接触センサや直接電圧取込コードのケーブル延長はできますか。
非接触センサ、直接電圧取込コードともにケーブルの延長はできません。
絶縁抵抗値の測定に、非接触センサは使用できますか?
絶縁抵抗値の測定は電圧を入力する必要があるため、非接触センサは使用できません。直接電圧取込コードを使用して測定してください。
絶縁抵抗値の測定値が、絶縁抵抗計での測定値と異なりますが、なぜでしょうか。
本器と絶縁抵抗計は測定原理が異なるため、絶縁抵抗値は異なります。
非接触センサでクリップできる電線の導体外径を教えてください。
クリップできる電線の導体外径は2.0mm~20.0mmです。
非接触センサをクリップする箇所がカーブしていますが、測定値に影響はありますか。
クリップする箇所がカーブしていると電圧位相が正しく検出できない場合があります。
カーブしていない箇所をクリップして測定してください。
非接触センサが電圧位相を正常に検出できているか判別はできますか。
判別できませんが非接触センサを使用して測定したIor値が、直接電圧取込コードを使用して測定した場合と、大きく異ならなければ電圧位相を正常に検出できていると判断できます。
Ior測定で低レンジに変更(100mA→10mAなど)したらOL表示となりました。なぜでしょうか。
本器はIo値を元にベクトル演算でIor値を算出しています。そのためIo値が測定レンジを超えていると演算不可でOL表示となります。
Io値を測定できるレンジに変更してIor値を測定してください。
Iorクランプと高調波カットフィルタ機能付クランプの漏れ電流測定の違いを教えてください。
漏れ電流Ioは絶縁抵抗による電流Iorと対地静電容量による電流Iocの合成電流です。

Iorクランプは電圧と電流をベクトル演算してIo値からIoc値を除去してIor値のみを測定することができます。

高調波カットフィルタ機能付クランプは基本波のみの測定が可能ですが、Ioc値を除去していません。

したがって、Iorクランプの方がより正確な漏れ電流を測定できます。
Ior値がIo値より大きくなるのはどのような場合でしょうか。
以下を両方満たす場合、Ior値がIo値より大きくなります。
・三相3線△結線
・Io値がR相電圧とT相電圧の位相間にある
(位相角が60°<θ<120°の範囲)
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